2013-07-21

男声合唱のための「マザー・グースのうた」

「マザー・グース」は日本の「わらべ唄」に相当するイギリスの「伝承童謡」の総称として広く知られていますが、この直訳すると「がちょうおばさん」という一風変わった総称は、元々はフランスの詩人シャルルペローによる子供向け童話集の英訳本が「Mother Goose's Tales」というタイトルで出版されたことが発端となっているそうです。「メリーさんの羊」「きらきら星の」「ロンドン橋落ちた」のようにそのまま童謡として、メロディーと共に伝承されている詩や、なぞなぞ、早口言葉などいまでは言葉だけが残っている物も含めると、総数は1000篇以上にもなるそうです。