「ミサ・ソレムニス」、日本では「荘厳ミサ」とも呼ばれていますが、本来は教会の主日や記念日に執り行われる典礼のうち、聖書朗読以外の全ての部分を歌う典礼(歌ミサ)の事を意味していました。時を経て、大規模な盛儀ミサで歌われるミサ曲の事を「ミサ・ソレムニス」と呼ぶようになりました。対する言葉としては、演奏の編成も小さく簡素な「ミサ・ブレヴィス」があります。
ベートーヴェン以外の作曲家も「ミサ・ソレムニス」を作曲していますが、日本での独特の略称である「ミサソレ」といえば、このベートーヴェンの作品といわれるぐらいに、突出した知名度を誇っています。
2016-12-25
2016-05-21
2016-05-03
ペルゴレージ 「Stabat Mater」 逐語訳・発音資料
2016年5月3日開催、女声合唱団コール・メイ定期演奏会@東京文化会館小ホール 練習配布用&プログラム掲載用
(合唱部分のみの逐語訳・発音) (スマートフォンの縦画面表示では、横幅が足りません)
(合唱部分のみの逐語訳・発音) (スマートフォンの縦画面表示では、横幅が足りません)
2016-01-31
ヴェルディ 「レクイエム」
前回の第26回市民コンサート(2014年12月開催)でのモーツァルト作曲の「レクイエム K626 ニ短調」に引き続いて、今回の市民コンサートではヴェルディ作曲の「レクイエム(Messa Da Requiem)」を取り上げることにしました。フォーレ作曲の「レクイエム ニ短調 作品48」を加えて「三大レクイエム」と呼ばれていますが、その中でも本作はオペラを中心に作曲してきたヴェルディならではのドラマチックな楽曲という特徴から、現在も映画やテレビなどでさまざまな場面に利用されています。
「レクイエム」は、ローマ・カソリック教会において死者の安息を神に祈るための儀式「死者のためのミサ」の式次第の俗称です。 ミサの最初の言葉が"Requiem"で始まり死者の安息を主に願う"dona eis requiem"という祈りの文句が随所に現れることから、そのミサで演奏するミサ曲のことも「レクイエム」と呼ばれるようになりました。
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