男声合唱のための唱歌メドレー「ふるさとの四季」は、主として「文部省唱歌」と総称されている、小学校の音楽教科書に長らく掲載され続けてきた日本歌曲の中から、作曲家源田俊一郎が日本の四季折々の風景が描かれている曲を選び、それぞれの曲に描がれている季節の流れに合わせてメドレー曲として綴った合唱曲です。
合唱メモランダム
所属合唱団用に作成した練習のための資料や演奏会プログラム原稿の置き場です。
2023-07-17
2022-11-27
男声合唱のための組曲 「旅」
「旅」は佐藤眞が1962年の文部省主催の芸術祭合唱部門に参加する目的でニッポン放送の依頼により作曲をした、全7曲からなる混声合唱のための組曲です。男声合唱版は1999年と2002年の2回に分けて編曲が行なわれ、その後2005年の改訂を経て、現在に至るまで数多くの合唱団に歌い継がれる名曲となっています。
2019-12-08
ブラームス「ドイツ・レクイエム」
ドイツ・レクイエム」は、ヨハネス・ブラームス(1833~1897年)が作曲した、オーケストラと合唱、ソプラノとバリトンの独唱からなる宗教曲作品です。レクイエムとはカトリック教会の葬儀で、死者の安息を神に祈るラテン語の典礼ミサ祈祷文に音楽がつけられたものを指します。歌詞が「Requiem aeternam(永遠の安息を・・)」で始まることからこの名がついていますが、この「ドイツ・レクイエム」は、その曲名のとおりにドイツ語の歌詞がつけられた作品になっています。
2019-07-21
グノー「第2ミサ」
シャルル・フランソワ・グノー(Charles François Gounod : 1818-1893)は、19世紀中期~末に活躍したフランスの作曲家で、ゲーテの劇詩を題材にしたオペラ《ファウスト》が一番の代表作として知られています。少年時代から音楽の才能を発揮しパリ音楽院で作曲などを学びました。その後、ローマへの留学をきっかけとしてキリスト教に傾倒して聖職者を真剣に目指したこともあり、数多くの宗教曲も遺しています。J.S.バッハの平均律クラヴィーア曲集の《前奏曲 第1番 ハ長調》を伴奏として取り入れた《グノーのアヴェ・マリア》として良く知られている声楽曲の原曲である《バッハの前奏曲第一番による瞑想曲》や《聖チェチーリアのための荘厳ミサ曲》などによって、グノーの名前は次第に知られるようになりました。
2019-06-08
2018-10-14
男声合唱による10のメルヘン『愛する歌』
「それいけ!アンパンマン」の生みの親として知られている、やなせたかし(1919~2013)は、「アンパンマン」がヒットした時にはすでに70歳目前という、本人曰く「小器晩成」の漫画家です。当作のヒット以前には「手のひらを太陽に(1962年)」の作詩などで詩人として注目され、当時に書きためていた詩をまとめた詩集「愛する歌」第1 ~ 5集の出版によって、本職の漫画家よりも詩とその挿絵イラストを書く人として広く知られている時代が長く続きました。
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